【MBC2】とある悪統一の大会考察【予選】
【はじめに】
こんにちは、クルトンと申します。
今回はt/Tさん(@tTriaak)主催の第二回マゴバシャクラシックの参加記録になります。
参加条件が七世代でレート1900越えということもあり、第一回にも参加はしましたが惜しくも?全敗でした。今回はリベンジのつもりで参加ですね。
簡単な考察などをダラダラ書いていくのでメタゲームや悪統一に興味がある方は見てもらえると幸いです。
⇩MBC2の詳細はここから見れます。
【パートナーズ】
ルールは自分でパートナーズを4~9体選び、予選3戦で選んだポケモン全てを勝利へ導くことで決勝への権利を得ることができる。
まず自分のパートナーズですが、多すぎても消化できないため4体か5体かで迷ったところ統一で4体は対策が十分にされてしまう可能性を考慮して5体に。
第一回でガオガエンをバルジーナに変えたものを使いましたがバルジが当たり前のように汎用性がなく詰んだので、最近可能性を感じてるガエンに変更。他は普段使いなれたメンバーで固めた感じです。
続いて同ブロックのパートナーズの感想
全員チルタリスが入っていてカプ系やミミッキュがいない。同ブロックに悪統一、鳥パ、受けループが揃うカオス。
正直フェアリーと虫がおらず格闘はバシャーモのみで予選抜けの難易度は低いと思いました。一方的に不利になることもないので、レートと比べたら少し有利ぐらいの気持ちで考えていいでしょう。
【第一試合】
『考察』
・メタゲームで受けループは弱いと思うのでアタッカーよりで来ると判断。
・誰かでステロを撒く積み構築と予想。
・チルタリスはメガで物理の竜舞型。
・テッカグヤはHA又はASのボディパ型。
・ポリゴン2は選出されるならトリル持ちのHC。
・グライオンは襷ステロ、続いてスカーフトンボ持ち。
・バンギラスはポリ2と合わせたトリル軸。選出をずらしてくるなら出てくる可能性もある。
・ラッキーは自由枠と交代と予想。選出されても起点型。
・選出は先発グライオン+チルタリス+テッカグヤor自由枠と予想。
・自由枠予想⇒ミミッキュ、フェローチェ、ドヒドイデ、カプ・コケコ、ローブシン、カバルドン。
『使用個体紹介』
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
特性:いかく
努力値:4-252-0-×-0-252
実数値:171-169-100-×-90-158
技構成:じしん/はたきおとす/ほえる/ステルスロック
先発用の起点型。役割はステロでチルタリスを削りゲッコウガの圏内に入れるだけ。
吠えるでステロダメ稼ぎやチルタリスバンギラスの竜舞い、テッカグヤのボディパの起点防止。
持ち物:かくとうZ
性格:やんちゃ
特性:へんげんじざい
努力値:92-252-4-4-0-156
実数値:159-161-88-123-81-162
技構成:ダストシュート/けたぐり/れいとうビーム/みずしゅりけん
ステロ後の3たてエース。素早さは最速グライオン抜きにし、できるだけ耐久に回した。チルタリスやカグヤが物理と予想してるため防御を下げないやんちゃ。ポリ2やラッキーへの打点に格闘Zを採用。
ゲッコウガが止まった時が自分の負けと考えていました。
持ち物:バンギラスナイト
性格:ようき
特性:すなおこし
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:175-186-131-×-120-124⇒175-216-171-×-140-135
技構成:ストーンエッジ/ばかぢから/れいとうパンチ/りゅうのまい
相手自由枠に合わせて選出したゲッコウガが止まった時の保険要因。
【見せ合い・選出】
こちらの自由枠はサメハダーに対し、相手はバンギラスが抜けカプレヒレ。自由枠では負けているものの考察ではあまり問題ない。
相手の選出は考察通り、ラッキーがいるためグライオンかラッキーで起点を作りチルタリスで竜舞い、裏にカグヤかレヒレと予想。
こちらも考察通りワルビゲッコ+1。ラストはバンギかべトンで悩んだところレヒレでべトンを誘われてるように感じたのでバンギラスに。
【対戦】
BV:XKBW-WWWW-WWWE-35DA
先発はワルビアルラッキー対面と想定通り。
こちらは叩き、相手はステロとお互い起点作り型。相手はチルタリスに交代し、こちらもステロを撒きワルビアルの役割は終わり後は起点を回避しながら退場するのみ。その後ワルビでチルタリスに地震一発、テッカグヤのボデイパを吠えるで回避しラッキーを突破。
二回目のワルビカグヤ対面、一度吠えるを見せた甘えから削りを優先して叩きを打ちカグヤにボディパを積まれワルビを餌にビーストブーストでA↑されてしまう。しかし耐久に振ったゲッコがステロ+A↑カグヤの地震を耐え、そのままカグヤチルタリスを突破し無事勝利!
【第二試合】
『考察』
・カミツルギはスカーフか格闘Zのアタッカー。先発なら襷も。
・チルタリスはメガで物理の竜舞型。
・ゲンガーはべトンガエンに弱いため選出されない。自由枠次第ではトリル。
・マンムーは襷かスカーフ。起点型の馬鹿力持ち?壁貼り型の可能性も?
・ギャラドスはメガかZの竜舞い型。選出の可能性は高い。
・選出は先発マンムーorカミツルギ+チルタリス+1。ラストにはゲンガー以外全て可能性あり。
・自由枠予想⇒ミミッキュ、フェローチェ、カプ・コケコ、キノガッサ、テラキオン。
『使用個体紹介』
持ち物:きあいのタスキ
性格:さみしがり
特性:もうか
努力値:0-252-0-×-4-252
実数値:156(2)-183-88(6)-×-111-112 ※()内は個体値
技構成:ほのおのパンチ/ばかぢから/ねこだまし/がむしゃら
相手の先発カミツルギマンムーに対し相手が襷でも猫だまし+炎p馬鹿力で突破することができ、こちらが襷まで削れていれば、がむしゃらで起点回避できる。先発カミツルギマンムーを突破し、死に出しで起点にしに来たチルタリスギャラドスをがむしゃらで削るのが役目。
HBの個体値を下げたのはカミツルギの聖剣やチルタリスの地震でHを多く削るため。
持ち物:ドクZ
性格:いじっぱり
特性:どくしゅ
努力値:84-172-252-×-0-0
実数値:191-161-126-76-120-70
技構成:ダストシュート/ほのおのパンチ/かげうち/クリアスモッグ
A特化メガチルタリスのA↑地震を確定耐え。A特化カミツルギの鋼Z(スマートホーン)を確定耐え。
ダスト外しの負け筋をなくすためとギャラを削るためにドクZを採用。ギャラの起点阻止用にクリアスモッグ。カミツルギのために炎のパンチとかげうち。
かげうちはガオガエンのがむしゃらで削った相手を倒すためにも使う。
持ち物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
特性:へんげんじざい
努力値:92-×-4-252-4-156
実数値:159-×-88-155-92-178(スカーフ時の素早さ267)
技構成:れいとうビーム/ハイドロポンプ/くさむすび/めざめるパワー電気
素早さを最速カミツルギ抜きにし、舞ったチルタリスとギャラドスの上を取れるようにスカーフ。
『見せ合い・選出』
こちらの自由枠はキリキザンに対し、相手はキノガッサ。考察で予想はしていたはずが何故か凄く重い気がした。襷なら先発に、それ以外なら裏に来ると予想。こちらのキリキザンは先発にカミツルギマンムーを誘うための見せポケとして採用。
相手の選出は考察通り、先発にカミツルギマンムー。裏にチルタリス+1と考えていいでしょう。考察は当たっているため、こちらも予定通り先発ガオガエン+ベトベトン+ゲッコウガでいきます。
『対戦』
BV:NHNW-WWWW-WWWE-D5MM
先発はガオガエンマンムー対面と想定通り。こちらは猫だまし+馬鹿力、相手は交代なし猫怯み+ステロでマンムーを突破。
死に出しのチルタリスと襷の残ったAB↓ガオガエンが対面。重要なのはがむしゃらを隠しつつ相手が攻撃するタイミングでがむしゃらをすること。ここでの行動は裏を考慮するなら竜舞と思われるため炎Pをし、相手は竜舞。次ターン地震を受けがむしゃらに成功。しかし相手はスカーフゲッコウガをケアするなら2舞いするため2回炎Pがベストだったため、がむしゃらが成功したのは運が良かったと思います。
相手の残りはHP1のチルタリス+1。ここでの死に出しはべトンが裏のポイヒガッサに起点にされることをケアしてゲッコウガから入り、冷ビでチルタリスを突破。
相手のラス1はカミツルギだったためそのままゲッコの冷ビ+べトンのかげうちで突破し勝利!
これですべてのパートナーズをクリアし予選抜け確定、本戦進出!
次の三戦目は消化試合…ではなく勝てば決勝トーナメントでのパートナーズを一体増やすことができるので全勝を狙っていきたい。
【第三戦目】
今大会の参加者で対戦したかった4人のうちの1人です。
※対戦相手も本戦が確定しているため勝者がパートナーズ一体追加
『考察』
・エンペルトは欠伸ステロの起点型。特性負けん気。
・ジュナイパーは選出されない。
・バシャーモはメガかZ。バトン持ち。
・チルタリスはメガで物理の竜舞型。選出は薄い。
・サンダーはCSのスカーフかZのアタッカー。
・選出は先発エンペルトor自由枠、裏にバシャーモ+エンペルトor自由枠
・自由枠予想⇒ルチャブル、ムクホーク、ファイアロー、ゴルダック。
『使用個体紹介』
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
特性:すなおこし
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:175-186-131-×-120-124
技構成:がんせきふうじ/じしん/ステルスロック/でんじは
先発起点型。エンぺとバシャへの地震、起点阻止のがんぷうと電磁波。先発バシャ対面でもケアができる襷に。
持ち物:ノーマルZ
性格:おくびょう
特性:へんげんじざい
努力値:28-×-0-252-0-228
実数値:151-×-87-155-91-188
技構成:なみのり/あくのはどう/れいとうビーム/ハッピータイム
決まれば面白いし楽に勝てるかなーと遊び心で使いました。
バシャやチルタリス対面で積んで全抜きしたい。相手視点の考察でも候補にあがるとは思ってたり、ボールでバレたりもするので全く期待してませんでした。
持ち物:フィラのみ
性格:わんぱく
特性:くいしんぼう
努力値:252-0-252-×-0-4
実数値:212-125-139-×-120-71
技構成:ダストシュート/かわらわり/のろい/リサイクル
今回のメインポケモン。処理速度を上げるためのダストにエンぺで詰まないためのかわらわり。
バシャーモや物理チルタリスをのろいリサイクルで起点にすることができ、自由枠も物理と考えているため一体で詰めれると判断し採用。鈍いと蓄えるで悩んだ結果鈍いにし、これが対戦で響くことになるとは…。
『見せ合い・選出』
こちらの自由枠はカラマネロに対し、相手はポッタイシ。ポッタイシを見た瞬間「その自由枠はうめえ…」と感心しました。相手の自由枠は蜻蛉帰り持ちの浮いてるポケモンと予想していたためカラマネロを選出するつもりはなかったですが、刺さっている。
相手の選出はカラマネロが刺さっているためチルタリスも候補になり、エンペ+バシャ+チルタリス+ポッタイシのうち三体が選出されると予想。先発は起点を作れるエンぺかポッタイシでしょう。
自分は起点のバンギ+メインのべトン+刺さっているカラマネロにしようとしたが…なんとカラマネロの持ち物がZ!何故か三戦目だけ自由枠でメガZ禁止を忘れていたガバ。焦ってはいましたが元々選出するつもりだったバンギ+べトン+ゲッコの三体で戦うことに。
『対戦』
先発はバンギラスポッタイシ対面、やはり出てきたかポッタイシ。ここで裏はエンぺ+バシャ+チルタリスのうち二体ですがチルタリスがいないとカラマネロが重いと思い、メガチルタリス+ZバシャorZエンぺと予想。
お互い起点作りだったためステロを撒きあい、こちらはポッタイシをステロ圏内に、相手は欠伸でバンギラスは眠り状態に。ここでバンギを起点にするためにバシャかチルタリス交代を読んでこちらもゲッコウガ交代、無事バシャと対面。
予定通りゲッコウガでZハッピータイムをするもバシャはメガ進化+守らずにとび膝でゲッコウガは落ちる(なんとなくそんな気はしていた)。バシャがメガのためラス1はZエンペルトと考えられる。
べトンを死に出ししバシャ対面地震を受け鈍いを積む。こちらは受け切るためリサイクルをし、相手はポッタイシをステロダメで捨てエンペルトを死に出し。ここで予想していた水Zを警戒しリサイクルをしたが、欠伸をされて最速起きしたがそのままドロポンから削られたところ水Zでべトンが落とされる。ラス1のバンギも眠ったまま倒されて負け。
『敗因』
カラマネロのZの件はZ以外の持ち物の時、実際カラマネロを選出したかはわからないので他の点で。
考察での反省点は上記にもあるベトベトンの鈍いと蓄えるの選択でしょう。考察でエンぺやサンダーはC振りと予想しており、チルタリスの特殊型にも対応できた。
この対戦で最も重要だったのはプレイング。べトンとエンぺが対面したところの水Z読みのリサイクルのターンが問題でしょう。エンぺの水Z+ドロポン又はドロポン+水Zは木の実込で耐えることができリサイクルが追いつきます。 そのため相手が攻撃していない時のディスアドバンテージになり不利になる。
エンぺの努力値がわからないためクルトン視点での正解は瓦割りだと思います。H252エンぺがA↑べトンの瓦割りが確2になり、欠伸をされた場合次の眠るターンにリサイクルをし起きるターンに瓦割りをすることでエンぺを突破しバシャと対面できる。ドロポンをされた場合でも次ターンの瓦割りで落ちるため水Zか欠伸を誘うことができリサイクル安定になる。欠伸非考慮で攻撃された時にも対応できるのでこれでいいと思います。
例え瓦割りを選択していてもドロポンの命中と眠りターンで変わってくるので勝敗は分かりませんが、対戦中にも思いつくことができる事なので反省したいです。
【後語り】
2勝1敗で本戦進出!!予選全勝はできなかったもののかなり嬉しい結果でした。対戦してくださった雪見だいふくさん、radianさん、ねんなぎさんありがとうございました!
まだ決勝トナメがあるので最後まで楽しみたいと思います。
おそらく対戦相手はこの記事を見ているでしょう。自由枠アーゴヨン使います。
決勝トーナメントの記事も大会が終わり次第あげるのでよろしくお願いします!
ここまで読んでいただきありがとうございました。