悪しき洞窟の迷い子

悪統一の対戦記録

【SVシーズン11】悪統一~3割怯みを添えて~【最高レート1966】

 

【はじめに】

シーズン3ぶりのクルトンです。
シーズン11で使用した悪統一の構築記事になります。
120戦近く1800~1950を行き来してて構築の完成度の低さを感じたので撤退します。
最高レートだけの対戦記録と思ってください。

【目次】

 

【結果】

瞬間最高レート:1966

 

【構築コンセプト・経緯】

バルジーナの蜻蛉帰りから鉢巻きパオジアンの構築からスタート

②サイクル用に特殊受けのチョッキバンギラス採用

③先発が安定しないためサイクル介入もできるディンルーを採用

④高速・高火力ポケモンがしんどいためスカーフパオジアンに変更

⑤ウーラオスに強く低速な構築に刺さるテツノコウベ採用

ママンボウやキョジオーンが重いためピンポイントメタのダイケンキ採用

 

以上

 

【個体紹介】

 

ダイケンキ(ヒスイ)@ゴースト


持ち物:オボンのみ
性格:いじっぱり
特性:きれあじ
努力値:204-252-20-x-4-28
実数値:191-176-103-x-86-109
技構成:アクアカッター/ふいうち/みがわり/つるぎのまい

・調整
H:16n-1
A:最大
S:同速85族意識
BD:余り

・解説
選出率最下位。
ママンボウやキョジオーンが重かったため、起点にできそうな型で採用。
アクアカッターが急所に当たりやすいため鉄壁キョジオーンも起点にできる。
アクアカッターの試行回数と連続ヒットワザが多いため、オボンのみで採用。
身代わり守るキョジオーンにTODされたので解散です。
面白かったですが、ダイケンキの枠を変えたら良い構築になると思いました。

 

バンギラス@ヒコウ


持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:252-204-0-x-0-52
実数値:207-198-130-x-120-88
技構成:いわなだれ/はたきおとす/けたぐり/テラバースト

・調整
H:最大16n-1
A:11n
S:余り

・解説
選出率1位。
ガチグマ、ハバタクカミ、イーユイ辺りが居れば基本選出してました。
甘えるハバタクカミがきつすぎたのでいわなだれをヘビーボンバーに変えた方が良さそうでした。
飛行テラスは主にウーラオス用。
バンギラスは安易に削ったら終わりなので基本裏に置いて、先発では出しませんでした。
耐久ポケモンは最悪岩雪崩で怯ませよう。

 

バルジーナ@ミズ


持ち物:ゴツゴツメット
性格:わんぱく
特性:ぼうじん
努力値:252-0-252-x-0-4
実数値:217-85-172-x-115-101
技構成:イカサマ/とんぼがえり/ちょうはつ/はねやすめ

・調整
HB:最大
S:余り

・解説
シンプルな物理受け。
基本裏に置いて、バンギラスで受けられる特殊のみの場合先発でも可。
水テラスは剣舞オーガポンやウーラオスの水流連打の攻撃を耐えてイカサマができる用。

 

テツノコウベ@ハガネ


持ち物:ブーストエナジー
性格:おくびょう
特性:クォークチャージ
努力値:12-x-4-252-4-236
実数値:171-x-107-174-101-173
技構成:エアスラッシュ/かえんほうしゃ/ラスターカノン/ハイドロポンプ

・調整
C:最大
S:ブーストエナジーでC上昇のためC>Sで調整
HBD:余り

・解説
対面と抜き性能意識してCブースト型。
主に低中速の構築相手に選出します。
ハイドロポンプは炎オーガポンや、キョジオーン、地面組用です。
普通にエラスラ怯みでアド取ろう。

 

パオジアン@デンキ


持ち物:こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
特性:わざわいのつるぎ
努力値:92-252-0-x-0-164
実数値:167-189-100-x-85-176
技構成:つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/テラバースト

・調整
A:最大
S:準速マスカーニャ抜き
H:余り

・解説
基本先発用。
全体的にSラインが遅いため、高速アタッカー枠。
スカーフや積みポケに強くするためにスカーフ採用。
電気テラスはウーラオスや先発の麻痺撒きへの回答。
外しのディスアドがでかすぎるので怯み狙いより安定技や交代読み通した方が強い。

 

ディンルー@ドク


持ち物:たべのこし
性格:わんぱく
特性:わざわいのうつわ
努力値:244-0-196-x-0-68
実数値:261-130-187-x-100-74
技構成:じしん/ヘビーボンバー/カタストロフィ/ちょうはつ

・調整
H:最大奇数
B:余り
S:4振りガチグマ抜き

・解説
先発兼、サイクル要員。
ディンルーを選出するときは基本ディンルーにテラスを使います。
食べ残し+S振り挑発で受けループやキョジオーンに強くしています。

 

【選出等】

基本選出
・ディンルーorパオジアン+バンギラスバルジーナ

先発ポケモン
・ディンルー ≧ パオジアン > テツノコウベ

ラスタルを使うポケモン
・ディンルー = パオジアン > バンギラス

 

【おわりに】

ほぼメモですが、見てくださりありがとうございました。
甘えるハバタクカミとパンチグローブウーラオスが強すぎてわかりませんでした。
最終順位は知りません。
また気が向いたときにポケモンします。

 

質問等はTwitterでお願いします。@kuruton_aku

【SVシーズン3】悪統一サイクル【最終1081位、レート2007】

【はじめに】

お久しぶりです。USUM振りのクルトンです。
SVシーズン3で使用した悪統一の構築記事になります。レート2000を達成し、自己最高レートを更新できたので記事に残しておきます。
レート1500後半からこの構築に変えて、一度連敗で100溶かしたものの丁度勝率7割で2000に乗りました。

 

【目次】

 

【結果】

最高最終レート:2007
最終順位:1081位



【構築コンセプト・経緯】

・誰にテラスタルを使うことでサイクルが成立するのかを考え構築を組みました。
・飛行トドロクツキ、ブラッキー、ドドゲザンでサイクルができると判断。
・他は受け2攻め1、受け1攻め2選出で圧があるポケモンを採用。
・昔から気合いの襷が苦手なため使わない。

 

没案
・毒テラスHDアラブルタケ…崩し要素が少ない、こいつにテラスを使う前提だと物理格闘が受からない
・ステロ入りサイクル…ステロする暇ない
・どくびしマスカーニャ入りサイクル…アタッカーの駒が減って対応できる構築が減る、残り2体だけでサイクルができない

 

【個体紹介】

ブラッキー@フェアリー


持ち物:たべのこし
性格:ずぶとい
特性:せいしんりょく
努力値:252-x-252-x-0-4
実数値:202-x-178-x-150-86
技構成:イカサマ/あくび/ねがいごと/まもる

・解説
トドロクツキで足りない物理耐久を補うために採用。
妖テラスは竜の一環を切ることと格闘半減、フェアリー等倍にする。
数値受けが役割で、攻め駒と選出するときに欠伸が役立つ。
願い事でドドゲザンを回復することも見越していましたが、ほとんどしませんでした。

 

バンギラス@ヒコウ


持ち物:いかさまダイス
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:44-204-4-x-4-252
実数値:181-198-131-x-121-113
技構成:ロックブラスト/じしん/けたぐり/りゅうのまい

・調整
A:11n
S:H振りカイリューの上から攻撃するために準速
HBD:余り

・解説
明確に役割決めずに採用していたため、選出率低め。
飛行テラスは主にカイリューを役割対象としているため、地震や格闘に耐性を持つ。
ドドゲザンで見れないテツノドクガ等の炎を見れたら良い程度。
竜舞を使う機会がほとんどなかったため、もう少し役割を考えれば構築の重い相手もカバーできそう。

 

トドロクツキ@ヒコウ


持ち物:ゴツゴツメット
性格:ようき
特性:こだいかっせい
努力値:212-0-212-x-0-84
実数値:207-159-118-x-121-165
技構成:くらいつく/テラバースト/ちょうはつ/はねやすめ

・調整
H:16n-1
B:残り最大
HD:C252テツノブジン・ハバタクカミのムンフォ確定2耐え
S:最速ミミッキュ抜き(最速サザンドラと同速)

・解説
シーズン3初期に思いついて、構築の組み始めとなったポケモン
主に先発で運用し、初手テラスでサイクルを成立させる。
飛行テラスは耐久面で格闘半減とフェアリー等倍、ヘイラッシャの地割れを無効にする。攻撃面でくらいつくが裏目になる場面で安定して技を使えるようにテラス飛行。
役割対象はテツノブジンやコノヨザル等の格闘タイプや、悪統一は物理に偏るためヘイラッシャ等の受けポケモン
ゴツゴツメットは飛行テラスと相性が良く、耐久がギリギリのため挑発→羽休め連打で削れるようにしている。特にヘイラッシャ相手で必須。

 

テツノコウベ@ハガネ


持ち物:ブーストエナジー
性格:ひかえめ
特性:クォークチャージ
努力値:0-x-4-252-0-252
実数値:169-x-107-191-100-160
技構成:エアスラッシュ/かえんほうしゃ/ラスターカノン/だいちのちから

・調整
C:性格ひかえめでCブースト
S:最速コノヨザル抜き(最速デカヌチャンと同速)

・解説
主にサイクルが成立しない時の先発要員。
対面と抜き性能意識してCブースト型。
鋼テラスはセグレイブやカイリューハッサムの攻撃を半減する。攻撃面では、Cブースト+テラスラスターカノンでハバタクカミが確定1発。
技範囲が優秀かつ、一致怯み技でイージーウィンを量産してくれます。
使わないとわかりにくい強さだと思いますが、Sブーストより圧倒的に強かったです。

 

マスカーニャ@クサ


持ち物:こだわりハチマキ
性格:ようき
特性:へんげんじざい
努力値:0-252-4-x-0-252
実数値:151-162-91-x-90-192
技構成:トリックフラワー/じゃれつく/かみなりパンチ/ふいうち

・調整
A:鉢巻きふいうちでH4ハバタクカミが乱数1発(81.2%)

・解説
準先発要員、サイクルの攻め駒役、対面選出用。
全体的にSラインが遅いため、高速アタッカー枠。
草テラスは申し訳程度の火力アップ用。
有利対面で負荷を与えられることと、変幻自在の性質上打ち分ける意味がないので拘り鉢巻きを採用。ハバタクカミが乱数1発はえらい。
かみなりパンチはアーマーガア用。時たま飛行テラスサーフゴー。

 

ドドゲザン@ゴースト


持ち物:とつげきチョッキ
性格:しんちょう
特性:まけんき
努力値:252-0-0-x-252-4
実数値:207-155-140-x-150-71
技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/ふいうち/ハサミギロチン

・調整
HD:控え目C252眼鏡ハバタクカミのムンフォ+テラスムンフォ確定耐え、C252眼鏡ハバタクカミのテラスムンフォ乱数2耐え(10.9%)

・解説
ほぼハバタクカミ専用個体。
ハバタクカミの甘えるやムンフォとマジフレのCダウンに強くするため負けん気を採用。
霊テラスはキョジオーン、アーマーガア、ドオーのようなサイクル相手にボディプレ無効でハサミギロチンを連打できる用。
その他の役割対象は、テツノツツミや特殊電気。ハサミギロチンが刺さる耐久ポケモン

※すみません、後日ミント使い忘れていることに気づき、意地っ張りで使っていました。構築案はしんちょうが正しいですのでレンタルもしんちょう個体に直してあります。

 

 

【選出・立ち回り】

相手の構築に合わせて選出しているため、基本選出はありません。

先発ポケモン
・トドロクツキ ≧ テツノコウベ > マスカーニャ

ラスタルを使うポケモン
・トドロクツキ = テツノコウベ > ブラッキー > ドドゲザン ≧ バンギラス

想定の選出
トドロクツキorテツノコウベ+@2

選出例と立ち回り
トドロクツキ+ブラッキー+ドドゲザン
受けサイクル。先発トドロクツキにテラスタルを使いサイクルを回す。くらいつくとハサミギロチンがあるため崩しの要素がほとんど。

テツノコウベ+ブラッキー+ドドゲザン
テツノコウベから入り、後ろに受け駒2体を置く。テツノコウベで荒らした後に2体で詰める。大抵テラスは1ターン目にテツノコウベかブラッキーのどちらに使うか決めておく。

トドロクツキ+ブラッキー+マスカーニャorテツノコウベ
ドドゲザンで相手したいポケモンが居ない場合の選出。ブラッキー+トドロクツキのサイクルを成立させるために、トドロクツキにテラスを使うことが多い。

テツノコウベ+マスカーニャ+@1
対面よりの選出。サイクルがどうしようもないと感じた時の選出。

 

【各ポケモンの対策】

・ハバタクカミ
ドドゲザンで受けます。交代先の物理受けには、ハサミギロチンをするかトドロクツキに釣り出しをして相手に交代できない状態を作る。先発トドロクツキとハバタクカミの対面はテラス羽休めをすることで次のサイクルに繋げたりします。

・セグレイブ
先発テツノコウベか、裏にブラッキーを選出します。テツノコウベ対面はテラスを使うか相手の構築と自分の裏のポケモンで要相談。テラスを切らなくても削ることができるため問題ないです。

ミミッキュ
先発トドロクツキのテラスや、ブラッキーで受けます。ドドゲザンやマスカーニャミミッキュに弱くため、数的不利を作らないようにすれば勝てます。

・ヘイラッシャ
主にトドロクツキでくらいつくをします。先発テツノコウベ選出では、テツノコウベが刺さっているためヘイラッシャを削ることができます。トドロクツキを選出しなくとも、テツノコウベ+マスカーニャ+ドドゲザンのような選出でもある程度見れます。

・テツノブジン
先発トドロクツキでテラスをします。先発の襷はテラバーストで対面に勝て、インファイトの場合ゴツゴツメット込みで処理できます。裏の場合はブーストエナジーと考え、トドロクツキを温存します。

ハッサム
トドロクツキのゴツゴツメットで削ります。とんぼ返りは半減のため、鉢巻きバレパンと剣舞を読んで、羽休めか挑発を選択します。基本選出のトドロクツキとテツノコウベや、他のポケモンでも削ることはできるので幅広く選出で見ましょう。

・キョジオーン
テツノコウベとマスカーニャでごり押しするか、ドドゲザンでハサミギロチンをしましょう。トドロクツキで捕まえて、挑発で回復させずに削り、裏に繋いだりしてました。これでもそこそこ勝てますが、綺麗な倒し方ではないため好みじゃないです。

・コノヨザル
先発トドロクツキのテラスでサイクルできるようにするか、テツノコウベで有利状況を作ります。テツノコウベの場合、技範囲と怯みがあるため交代がしづらく、先発で対面した場合そのまま試合に勝つことがほとんどでした。

・テツノカイナ
数体で削ります。先発トドロクツキ対面では飛行テラスをすることでドレパンを透かし通ゴツゴツメットで削り、かみなりパンチを誘ってマスカーニャに交代します。またはテツノコウベで削り、マスカーニャに繋ぎます。できるだけドレインパンチで回復えおさせないことを優先して動かしました。最悪ハサミギロチンしましょう。

・アーマーガア
先発トドロクツキやテツノコウベを選出していれば対応できます。削ればマスカーニャで処理もできるため、比較的楽です。とんぼ返りからハバタクカミの場合、ドドゲザンに交代後、ハサミギロチンしましょう。

・イダイナキバ
先発トドロクツキやテツノコウベで対応できます。裏から選出される場合も考え、マスカーニャも選出していると良いです。挑発ビルドを考えるとブラッキーでテラスタルをしても勝てないため、基本的にサイクル選出はしません。

キノガッサ
先発トドロクツキやテツノコウベで対応で対応できます。トドロクツキで挑発かテラバースト、テツノコウベでエアスラッシュをします。テツノコウベはマッハパンチを2耐えするため、最速起きかエアスラッシュの怯みで勝てます。削っていれば死に出しでしかガッサを場に出せないため、裏のブラッキーでも対処ができます。

・パーモット
受からないため、テツノコウベとマスカーニャで対処します。大抵テツノコウベにテラスを使い、対面したときはでんこうそうげきで電気タイプが消えるため大地の力ではなくエアスラッシュをした方がいいです。ブラッキーのテラスタルも視野にあるといいかもしれません。

 

【おわりに】

ここまで見てくださりありがとうございました。
悪統一2000は7世代のスペレでしか達成していなかったので、シングルでも2000に乗れて良かったです。あまり誰かと競う気持ちももうないので、自分としては満足のいく構築と結果で嬉しいです。
ヤミラミ使わなくてすまん、気が向いたらまたランクマします。

 

質問等はTwitterでお願いします。@kuruton_aku

【USUMシーズン11】悪統一 ~バンギゲッコ始動・バルジコントロール~【最高1962】

【はじめに】

こんにちは、クルトンです。

今回はUSUMシーズン11で使用した悪統一の構築記事になります。自己最高レートを更新できたので記事に残したいと思います。悪統一を始めたばかりの人や悪統一に興味がある人の参考になれば本望です。記事の最後にQRパを公開しているので気になる方はぜひ。

※本記事には変幻自在ゲッコウガ要素を含みます。タイプ統一のゲッコウガにアレルギー反応を起こし自分の価値観を押し付けてしまうような人はタイプが偏った少し変な構築程度に見てもらえれば嬉しいです。

 

【目次】

【結果】 

最高1962/最終1806

RFBオフ(あみゅオフ)予選ブロック1位抜けベスト32

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【構築コンセプト】

・環境に多いf:id:kuruton_aku:20180303154041p:plainに対して構築全体でカバーできる。

・先発に対面性能が高いf:id:kuruton_aku:20180303153609p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153656p:plainを出し数的有利を作りつつf:id:kuruton_aku:20180303152951p:plainの蜻蛉帰りで有利対面を作り続ける。

・気合いの襷使うの苦手だからなくてもいいよね?

 

【個体紹介】

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f:id:kuruton_aku:20180904173443p:plainバンギラス

f:id:kuruton_aku:20180904175420g:plainf:id:kuruton_aku:20180904175433g:plain

持ち物:バンギラスナイト
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:252-148-36-×-68-4
実数値:207-190-135-×-129-82

メガ後:207-223-175-×-149-92
技構成:ストーンエッジ/じしん/れいとうパンチ/ちょうはつ

調整先(メガ後)

A:エッジでH4ミミッキュを砂込で確定1発。冷パンでH4メガマンダを確定1発、B4ガッサを砂込みで高乱数1発。

B:意地っ張りA156振りミミッキュ(通称ABミミッキュ)のミミッキュZを高乱数耐え(6.3%)。A特化ミミッキュのA2↑じゃれつくを高乱数耐え(18.8%)。

D:C252メガリザYの気合玉を確定耐え。C252アーゴヨンのC2↑ドラゴンZを高乱数耐え(6.3%)

説明

襷枠がいない構築のため耐久に振り先発要員にしました。基本的に1:1以上を取りに行き数的有利を作ることが役目。バンギラスが刺さっている構築には裏にバンギラスの負担を減らせる主にバルジーナベトベトンなどの受け先を作り通す。耐久に振っているためバルジーナベトベトンと組み合わせることでサイクル戦にすることも可能。

この構築のポイントでもあるのは挑発。カバルドンがいるだけで止まってしまうどころか起点にされることが多いが、挑発があることで欠伸ループをされることなくゲッコウガに引くことができる。さらにバンギラスカバルドンを誘い挑発を残した状態でマニューラに繋ぐことで逆に起点にすることができる。その他にも受けループに対して強く出れたり、辛うじてメガクチートのトリル展開を止めにいける。

安定感がありそうだがエッジを外すと負けます…。 

 

f:id:kuruton_aku:20180904173314p:plainベトベトンR

f:id:kuruton_aku:20180904175453g:plain

持ち物:フィラのみ
性格:しんちょう
特性:くいしんぼう
努力値:252-0-28-×-228-0
実数値:212-125-99-×-163-70
技構成:ダストシュート/ほのおのパンチ/のろい/リサイクル

調整先

B:A特化ミミッキュミミッキュZを確定耐え。A特化メガクチのじゃれつくを確定耐え。A252メガルカのインファイトを高乱数耐え(6.3%)。

説明

環境に多いフェアリーに対して必要な毒複合枠。Dに厚くし特殊全般に受け出しができることでバルジーナとの受けサイクルをすることができる。他で突破しづらいメガフシギバナポリゴン2、悪統一で対策必須なレヒレカグヤなどの妖+鋼を起点にできる鈍いリサイクル型を採用。ミミッキュZを耐えて木の実が発動するので、ミミッキュに受け出しから化けの皮を剥がすことが可能。

 

f:id:kuruton_aku:20180904173359p:plainバルジーナ

f:id:kuruton_aku:20180904175512g:plain

持ち物:ゴツゴツメット
性格:わんぱく
特性:ぼうじん
努力値:252-0-252-×-0-4
実数値:217-85-172-×-115-101
技構成:イカサマ/とんぼがえり/ちょうはつ/はねやすめ

説明

構築の要。耐久がぎりぎりなのでHB特化。悪統一で重めな地面を無効にでき、バンギラスベトベトンとサイクルを回せる。

蜻蛉返りがあることで物理に受け出した後、後攻蜻蛉で有利対面を作ることができ相手に圧をかけにいける。ミミッキュに対して化けの皮を剥がしながら引くこともできる。相手に合わせサイクル戦と構築を回すためのクッションと使い分けができるのが強み。

 

f:id:kuruton_aku:20180904173443p:plainマニューラ

f:id:kuruton_aku:20180904175532g:plain

持ち物:アクZ
性格:ようき
特性:プレッシャー
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:145-172-86-×-105-194
技構成:つららおとし/じごくづき/こおりのつぶて/つるぎのまい

説明

崩し+積みエース枠。アクZで無振りミミッキュを確定一発、ABミミッキュにも中乱数一発になるので砂ダメやゴツメと合わせることで確定で上から倒すことができる。実は氷柱落としの3割怯み+Zでミミッキュを突破できてしまうことも。

上記にもあったようにバンギラスと組み合わせることでカバルドンを起点に剣舞を積むことができる。剣舞+Zでフシギバナポリゴン2などの受けサイクルや、受けループを崩すことができる。バンギラスマニューラの組み合わせでヌオー入り以外の受けルにはほぼ勝つことが可能です。

 

f:id:kuruton_aku:20180904173136p:plainゲッコウガ

f:id:kuruton_aku:20180904175545g:plain

持ち物:ミズZ
性格:むじゃき
特性:へんげんじざい
努力値:28-0-36-252-4-188
実数値:151-115-92-155-82-182
技構成:ダストシュート/ハイドロカノン/めざめるパワー炎/みずしゅりけん

調整先

B:A特化ミミッキュの半減ミミッキュZ+等倍かげうちを二連最高乱数以外耐え。A特化ランドロスのとんぼがえりを確定耐え、地震を高乱数耐え(25%)。

S:最速メガルカリオ抜き

説明

主にバンギラスと同じ先発要員。悪統一で対策必須な妖+鋼、妖+地を崩すために技構成。

ASミミッキュに対してはめざパ炎でミミッキュZを半減で受け、ミズZで対面に勝つことができます。おまけに耐久に振ったことで先発のスカーフランドやスカーフゲッコウガに出落ちされなくなりました。

タイプを変えた状態でコケコと対面したときに裏にワルビアルがいることで電気技とマジカルシャインの択に持っていくこともできます。

強そうに見えるがダストを外すと負けます…。

 

f:id:kuruton_aku:20180904173443p:plainワルビアル

f:id:kuruton_aku:20180904175600g:plain

持ち物:こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
特性:いかく
努力値:36-252-12-×-4-204
実数値:175-185-102-×-91-207
技構成:じしん/はたきおとす/ばかぢから/ステルスロック

調整先

H:16n-1

S:最速メガミミロップ抜き

説明

電気の一貫を切る枠。ゲッコウガマニューラよりSが速いコケコやメガミミロップなどに強くするためにスカーフ。ステルスロックはバルジベトンのサイクルを有利にしたり、威嚇+上からステロで退場することでマニューラの起点を無理やり作ることができます。

威嚇は構築全体の耐久を上げれたり、選出するだけでベトベトンマニューラの起点にもなるので便利です。

 

【選出・立ち回り】

相手の構築に合わせた選出が基本ですが、似た並びでも1体ポケモンが違うだけで選出も変わってきてしまうことが多いのであくまで参考程度です。

基本選出では対処が難しい並びを主に書きます。基本選出はサイクルよりになりがちですが、他ではほとんど殴り合いになります。

基本選出

f:id:kuruton_aku:20180303153825p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153620p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153241p:plainorf:id:kuruton_aku:20180303153656p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153620p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153241p:plainorf:id:kuruton_aku:20180303153656p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153425p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153241p:plain

構築のコンセプトでもあるバンギラスゲッコウガを先発に選出し、数的有利を作った後バルジーナを中心にサイクルを回します。動かす上で先の展開を想定しての体力管理が重要です。全体的にSが遅くバルジーナの後攻蜻蛉もあるので、ゲッコウガは体力がミリでも残こす価値があります。

コケコランドf:id:kuruton_aku:20180303153445p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153324p:plain

f:id:kuruton_aku:20180224201046p:plainf:id:kuruton_aku:20180116195355p:plain@1

ワルビアルで電気技を無効にできるため、ボルチェンで帰る動きをさせないことが大切。コケコランドに限らずコケコの裏にはベトンやワルビに強い地面や鋼がいるので、そこに刺さるゲッコウガを合わせていくとこで相手に負担をかけられる。ラストの枠は相手の構築次第です。

カバルカミミレヒレf:id:kuruton_aku:20180905172836p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172843p:plainf:id:kuruton_aku:20180303153353p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172851p:plain

 f:id:kuruton_aku:20180303154034p:plainf:id:kuruton_aku:20180116044950p:plain@1

ゲッコウガと@1で相手を削りスカーフワルビアルの一貫を作る。@1は主にバンギラスベトベトンが入り、特殊メガルカリオ相手には悪巧みを積まれない立ち回りが必須。交代戦はできるだけ避けて、対面で勝つ動きを心がけました。ルカリオ軸への勝率はかなりいいです。

ポリクチミミガッサf:id:kuruton_aku:20180905172901p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172907p:plainf:id:kuruton_aku:20180303152918p:plainf:id:kuruton_aku:20180224201324p:plain

f:id:kuruton_aku:20180116045121p:plainf:id:kuruton_aku:20180224200914p:plain@1

バンギラスの挑発でトリルを防ぎ、もしトリルをされた時でもベトベトンの鈍いで切り返したい。トリルをされない場合はゲッコウガがかなり通るのでおいしいです。メガルカリオ軸相手に比べ安定感がないので勝てたらラッキーぐらいの気持ちで強気な立ち回りをしたほうがいいと思いました。もし安定して勝ちたい場合ガオガエンをいれたほうがいいと思います。

受けループf:id:kuruton_aku:20180905172935p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172940p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172946p:plainf:id:kuruton_aku:20180905172952p:plain

f:id:kuruton_aku:20180224200937p:plainf:id:kuruton_aku:20180905173308p:plain@1

ボーナスステージ。バンギラスから入り挑発を使いながら荒らした後、マニューラ剣舞することでほとんどのポケモンが一撃で飛びます。バンギラスの挑発だけで勝てることも多いです。ラストの枠はマニューラをより通すためにステロを撒けるワルビアルや、自分の構築が物理に偏っているため特殊枠としてゲッコウガなど。ヌオー入り以外には負けませんでした。

ジャラランガf:id:kuruton_aku:20180905184022p:plain

レートから削除。(最悪ジャラの技にBダウンがあるのでベトンやバルジで粘ったり、マニューラで怯ませる)

 

【おわりに】

ここまで見てくださってありがとうございました!シーズン11お疲れ様でした。対戦してくださった方々もありがとうございました。

最高レートを更新できたことは本当に嬉しかったです…が1900後半までいけて2000乗れなかったことがかなり悔しかったので、また何度もレートに挑戦したいと思います。向上心は大切ですね。

QRパを公開したので気軽に使ってみてください!タイプ統一を始めるきっかけにもなれば嬉しいです。

質問等はTwitterでお願いします。【@kuruton_aku】